9月10日(火)、東京お茶の水にある「お茶の水セルクリニック」という、再生医療専門の病院で「幹細胞」治療を受けました。「お茶の水セルクリニック」は、浜松医大整形外科の主治医から紹介頂いた病院であり、もちろん厚労省から認可されています。
7月31日に、臀部から(本来は腹部から)米粒一粒ほどの皮下脂肪を採取し、それを細胞培養加工室という専用のクリーンルームにて培養、1億2千個(目標は1億個)までに増えたものを両膝に投与しました。
右膝の半月板切除や軟骨移植など、4回の手術・入院を経て、この先は人工関節か再生医療しか無いところまできてしまったので、この再生医療を選びました。
投与当日は、松葉杖が必要なほど痛みましたが、翌日からはゆっくりと歩けるようになりました。またかなり腫れ、一週間経った現在も、腫れはあまりひいてはいません。でも痛みは徐々に減ってきており、普通の歩幅での歩行が可能となりました。腫れのせいで、両膝ともまだ90度くらいまでしか曲げることができませんので、生活は少々不便です。
今後1年間経過観察をしていきます。その間、椅子に座って「足ぶらぶら体操」を1日最低100回やるように、との指導を受けました。半月板と軟骨の再生を期待するべく、決して無理をしないで生活していこうと思います。一年後には、負荷をかけてレッグエクステンションができるように、というのが目標です。
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