去年に続いて、今年も油山寺にて「ご祈祷」をしていただきました。

去年、おっ様の「お経と太鼓の素晴らしいコラボ」に感激し、それをまた体感したいという思いもありました。今年のコラボも素晴らしく、おっさまの張りのある声に、頭も心も透き通るような思いになりました。家にある仏壇の前で手を合わせたり、お寺にお参りして手を合わせることは、私にとって、心を整理整頓するためには欠かせない行為です。
日常の中で、幸せを感じる瞬間は毎日たくさんありますが、悲しい出来事もやってくるものですね。
人との別れや、思い出に溢れる場所との別れも、本当に寂しく、苦しく感じることさえあります。仏教では「苦しみの元は執着に起因する」ととらえられています。平家物語の冒頭にある「諸行無常」、この世のすべてのものは移り変わり、永遠のものなど無いというお釈迦様の教えですが、幸せも苦しみも人間関係も、永遠に続くものなど無い、終わりがあり絶えず変化していくものだということですね。過去へのこだわり(執着)を捨て変化を前向きに捉えていけば、苦しみから解放される。頭では解りますが、心の部分では、少々時間がかかります。
(磐田市 マッスル&ビューティー T)